ジャッジ総評

2023年2月26日(日)に行われたSINGLE ROPE CONTEST Vol.1のジャッジ総評です。出場された選手の皆様、是非ご参考にしてください。

  もりぞー
 第1回目のSINGLE ROPE CONTESTのジャッジをさせて頂きありがとうございました。
スピード、パフォーマンス、バトルと素敵なものが観られて幸せでした。
 ジュニア部門のパフォーマンスは、競技のシングルロープに引っ張られたパフォーマンスが多い印象でしたが、上位のジャンパーは競技とは一味も二味も違った味を出せてたのではないかと思います!
 シニア部門のパフォーマンスは、各々のジャンパーが、自分が魅せたいものを存分に披露してくれて、感無量でした。バトルも各々の個性が楽しかったです!
 1人でも、チームでも、いろんな魅せ方がまだまだあると思うので、今後、どんななわとびが観られるのかと想像すると楽しみです。
  NORI
 結果として想像を超えるものが目の前で繰り広げられてました。それは初めて表現としての縄跳びに出会ったときの驚きと同じものがあり、それから約23年経ったあとの進化を見ることができました。縄跳びのパフォーマンスとはどういう事なのかをとことん考え、自分と向き合い、信じるものがステージにて表現できていたからこそ、まわりから多くの良かった、楽しかった、すごいものが見れたといった声が聞こえてきたのだと思います。バトルにて勝負が決まったときに、それまで戦っていた選手達が王者の周りにワッと集まって称賛していた景色は、特に素晴らしいものでした。スピードの集中力と緊張感。パフォーマンスにおけるこだわり。バトルの相手と向き合う勇気。そうしたものを出場者から感じながら、自分の表現に対する目でジャッジさせていただきました。自分自身が楽しみ、それを見に来た人にも楽しんでもらうというシンプルなことです。シングルロープというくくりで、これだけ多様な表現が出てきていました。新しい扉が開かれた瞬間に立ち会っていたのかもしれません。これからどう深化していくのかが楽しみです。
 コンテストに関わったすべての人に感謝の気持ちを。ありがとうございました。
  青宙ノート
 これまで無かったのが不思議なくらいで、それでいてカルチャーの幕開けを見たようでこちらまで誇らしい想いでした。
<パフォーマンス>
 音取りやトリックの発想だったりエンタメだったりと、それぞれが自分の行きたい方向に作ってきているのに驚きました。今後もカテゴリーに囚われずに自分の目指すところへいって欲しいなと思います。全ての要素をバランス良く入れる必要はないと思いますが、遊びの部分が際立つのがスキルの高さだったり・ムーブのクオリティを上げてくれるのが服装だったり…と相性の良い要素を見つけることが出来ればよりそれに説得力を持たせれるかもしれません。
<バトル>
 これが初期とは思えないほどレベルの高いバトルでした。
技の火力はもちろん、バトルならではのヴァイブスや場に出る勇気を既に有していたり、何よりみんなで盛り上げようとする姿勢を感じました。ただただこのコンテンツに期待が高まるばかりです。
皆さんの熱量の大きさが伝わるイベントだったのではないかと思います。
順位としては付けられなかった人らの中にも多くの色濃いパフォーマンスがありました。
 今回限りでなく後にも続いていくものなることを願っています。
 KAI
 SINGLE ROPE CONTEST Vol.1JUDGEを務めさせていただいたプロダブルダッチチームREG☆STYLE/CAPLIOREのKAIです!
当日はワクワクの連続で最高の空間でした!!この大会、カルチャーがさらたくさんの方達に届くことを願っています!今回、各項目のJUDGEをさせていただいたので総評を書かせていただきます!
【SPEED】
 圧巻の一言。あの狭い空間の中で跳び、競う皆さんに惚れ惚れしました。審査は単純に回数を計測するというものでしたが、成績上位入賞者はフォルム、回し方、ブレなさなど全てがアートのように感じました!!一つ一つのクオリティーの高さが良い結果へと繋がったのだと思います!
【PERFORMANCE】
 今までシングルロープのパフォーマンスを見る機会はありましたが、こんなにワクワクしたのは初めてです!難易度や難しさだけに囚われず、パフォーマーの自分らしさ、楽しさ、ワクワクをより感じられる素晴らしい競技でした!パフォーマンスの可能性は無限大です!型にはまらず自分達らしさを追求してみてください!
【1on1 BATTLE】
 一人ひとりのパワー、パッション、想いなどがぶつかりあった素晴らしいBATTLEでした!そしてこの競技がさらに広がってほしいと心から思います!
サイファーから見させていただきましたが、本戦に選ばれた方達は『個性×スキル』が備わっていました!個性だけがあっても物足りなくなってしまい、スキルだけあってもワクワクできない。このどちらも兼ね備えたプレイヤーが今回のBATTLEで輝きを放っていました!
 今回この大会に関わる事ができて心から幸せです!新しい事が盛りだくさんの大会でしたが、そこに向かう一人ひとりの想い、ワクワクを強く感じました!共にSINGLEROPE、DOUBLE DUTCHそしてJUMPROPEを盛り上げていきましょう!皆さんお疲れ様でした!
 KURO
 SINGLE ROPE CONTEST Vol.1に出場の皆様、第一回という記念すべき大会に出場いただきありがとうございました☆
 今回、SPEED、PERFORMANCE、1on1 BATTLEすべてジャッジに関わらせていただいたので、それぞれに関して総評させていただきます。
【SPEED】
 この大会ではリノリウムを敷いたので普段の練習とはしている感じとは異なったと思いますが、特に「縦回し」ができている人は結果も出ているように感じました。加速させる時に手を前から後ろに引くと回転速度は上がりますが、今回のリノリウムのような床では滑りやすく引っかかりやすいかなと思っています。今後もいろいろな環境でSPEEDを行う機会があるので、それぞれの環境に適した回し方、跳び方にすることが重要だと感じました。
【PERFORMANCE】
 初めての大会でしたが想像以上に全員のレベルが高く、ジャッジしながらも震えるくらい面白かったです!この大会の特徴としては、あえて10点の中身を明言せず、ジャッジの主観評価で点数をつけるルールにしています。第一回目なので演技を作るのも難しかったと思いますが、今回の上位者はタイプが違ってもみんな面白かったように、どんどんなわとびの可能性を見出していける大会にしていきたいですね!
【1on1 BATTLE】
 バトルが一番痺れました!年齢やカテゴリーに関係なく、個人を表現できて、それが評価された種目だと感じました。こういった即興も技術の向上に繋がると思うので、このバトルを新しい日本の文化にしていきたいです!

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